総合課税の恐怖・・・
総合課税と分離課税で投資対象によって、課税区分が異なることを書きました。
経費にできる項目を考えるとなんとなく総合課税扱いで経費を使える方がお得な気もしますが、そう巧くはいかないばかりかちょっと怖いことになる話を書いておきたいと思います
たとえば、総合課税と分離課税それぞれを代表して、株とFXを比較してみたいと思います。
運用が非常に巧くいき、年間に1億円の利益が上がったとしましょう。
分離課税の税金はどうなるの?
分離課税における税金は所得金額によらず一定で、2008年以降では20%ととなっています。
つまり納める税金は、1億円×20%で2000万円ということになります。
これだけでもかなりボッタクラレ感がありますが次はもっと凄いことになります。
総合課税の税金はどうなるの?
総合課税における税金は、他の所得(給与所得や事業所得)との合計金額ごとに定められた税率を掛けて支払う形となります。
総所得が年間で1800万円以上の時に最高税率となり、税率は40%です(怖)
つまり納める税金は、1億円×40%で4000万円ということになります。
実際には累進課税分のマイナスがあり、正確な計算式は「総所得×40%-2,796,000円」ですが、ほぼ倍額の税金を納めなくてはいけないことになります。
恐ろしいですね~、累進課税。。。
外為証拠金取引(FX)をやれれる方は、税金のリスクを考えておかねばいけませんね~
ちなみにこの総合課税の恐怖は、公設市場で行われる取引所為替証拠金取引(通称くりっく365)を活用することで回避することができます。
大きく稼ぐなら税金が大幅に変わってきますので、FX業者選びはこの点の注意して行った方がいいと思います。
くりっく365対応のお奨めFX業者はこちらです。
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