銘柄選択をしない選択
企業に勤めている方は分かると思いますが、会社というのは無限に価値の増大を目指す組織です。今期よりもたくさんの売り上げを、来期はもっと利益を、たくさんの雇用&投資でより多くの生産を・・・と。
仮にその目標が達成され続けるとすれば、会社の価値は常に増大し続け株価も上がっていくわけです。
本来株式投資というのはそういうものであり、価値を拡大してくれそうな会社に投資しておけば自然に儲かっちゃうという非常にすばらしいモノです。
事実、長期スパンで見た場合、株式市場全体の価値は何十倍にも成長しています。
が、しかし、世の中そう簡単ではなく、思ったとおりにはいきませんよねぇ(汗)
幾ら価値の増大を目指すといっても、失敗して消えていく会社はたくさんあります。そうです、株式投資には銘柄選択というリスクが付いてまわっているんです・・・
そんなの当たり前だろって思いますか?
まぁ、確かにその通りです(笑)
視点を変えてみては?
でも、ちょっと視点を変えてもう少し大きな視点で見てみましょう。
価値の増大を目指す会社がたくさん集まった集合を考えてみてください。
もちろんその中には、失敗するところもあるし大成功するところもあります。
そんな中、それぞれが頑張っていたら全体平均的には必ず成長していくはずですよね?(そう信じたいw)
では、もしその集合体全体に投資できたら・・・?
僕だったら、面倒で不確実な銘柄選択なんてしません(笑)
もちろん、そんな都合の良い商品はありませんが、比較的それに近い商品があります。
日経225やトピックスといった株式市場全体の平均を表す指数に投資するインデックス投資がそれです。
もちろん、地域的時間的リスクは残っていますので安易な投資はいけませんが、株のように日々銘柄選択に悩むよりも、緩やかで安全な投資手法であるとはいえます。
銘柄選択をしないという選択で、株式市場の成長という「旨味」だけ手に入れちゃおうということですね(笑)
そんな都合のいい話、果たして成り立つのでしょうか?
もう少しじっくり考えていきたいと思います。
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