市場平均に勝ち続けることは難しい
以前株の勉強をしていた時に読んで衝撃を受けた書籍があります。
本書で繰り返し語られていることを簡単にいっちゃうとこういうことです。
どんなに優秀なファンドも、長期の視点で見た時には、市場平均を上回るパフォーマンスを発揮し続けることは難しい
市場平均とは、日経平均やTOPIX(トピックス)の様な株式指標です。
この指標自体も日々動いているのですが、多くのファンドではこの市場平均のパフォーマンスを上回るリターンが得られないと言うのです。
詳しく知りたい方は是非「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んで下さい。
数々のデータを元に詳細に説明してくれているので目から鱗で投資に対する考え方が変わること間違い無しです(笑)
実際の処はどうでしょうか?
詳細データを持ち合わせてはいないのですが、現在国内で販売されている投資信託の約6割は市場平均よりもパフォーマンスが低いと言われています。
先日、AllAboutの記事を見ていたら、「市場平均(TOPIX)を下回っている投資信託は4割以下だ」なんて記事がありましたが、その記事の統計では運用実績の短いファンドを対象外としているので、それはちょっとどうかと。
そもそも運用実績の悪いファンドは短期で償還してしまうので、そもそも短命なわけで、それを外したら確率が上がるのは当たり前です(笑)
ちなみに、そのデータを運用実績にかかわらず全てのファンドを対象に置き換えると約65%のファンドが市場平均を下回っており先のデータが正しいことを示していました(汗)
高い信託手数料を取られた上、市場平均にすら及ばない運用実績って。。。
こんなものに大事なお金を預ける必用はないですよねぇ。
お金をドブに捨てるようなものです。
と、投資信託がダメダメなように書いてきましたが、全部が全部ダメなわけではありません。その中でも使えるものがあります。それが「インデックスファンド」です。
※補足
一応、誤解の無いように書いておきますが、アクティブ型の投資信託にも市場平均を上回る優秀なパフォーマンスを維持し続けているものも複数あります。そういったものを選択する眼をお持ちの方はそちらを選んだ方がより高いパフォーマンスが得られるのでそうしてくださいね♪
ただし、これまで良かったからといって、これからも良いとは限りませんので、判断は慎重に~
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